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マリー・ローランサン美術館
館長 吉澤公寿

私が暁星小学校でフランス語の授業を受け出した頃、「フランスでのオリンピックの音楽」を耳にしましたが、その美しい旋律と、優しくも儚いメロディーは忘れられない曲になりました。その後スーパーカーブームというものにはまった私は、映画のポスターにランボルギーニ・ミウラが写っているのを発見し映画を観て、その音楽の甘酢っぱい淡い思いの詰まった美しさに心を揺さぶられました。この二つの音楽、13 jours en Franceと個人授業の作者がフランシス・レイだと知ったのは高校生になってからだと思います。
映画監督クロード・ルルーシュとの名コンビは1981年『愛と哀しみのボレロ』を完成させますが、この映画のクライマックスであるボレロの振り付けをしたのが、マリー・ローランサンの友人セルジュ・リファールとローラン・プティから大きな影響を受けたモーリス・ベジャールでした。ローランサンの絵とフランシス・レイの音楽にはとてもよく似た叙情性と日本的な「ものの哀れ」の儚さが共通しているように感じます。


Francis Lai Orchestra
Japan Tour 2023
「Francis Lai Story」

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