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サエキケンゾウ
(作詞家・アーティスト)

魔法のフランシス・レイ

夢のようなロマンティーク、まだ子供だった僕を魅了したのはフランシス・レイだった。妖精のようなオリンピックの若者たちを描いた「白い恋人たち」(1968)のテーマ・メロディで演奏されたエレクトリック・アコーディオンの妖しい音色はまさに音楽の魔法そのものだった。 さらにノックアウトされたのがルノー・ヴェルレー主演の「さらば夏の日」(1969)のテーマ。映画そのものより、このハーモニカが奏でるメロディに「夏の永遠の切なさ」を頭脳に刻印されてしまった。 というわけで、青年に至っていない「子供の心」にも「青春の心の懊悩」を埋め込んでしまう恐るべき作曲家、それがフランシス・レイだ。 「男と女」という名作映画が、性も知らない子供の心に大人の恋の世界を知らしめたのも、あのピエール・バルーとの名曲が大きな作用をしていたのだろう。


Francis Lai Orchestra
Japan Tour 2023
「Francis Lai Story」

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