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永瀧達治
(フランス音楽評論・プロデュース)

フランシス・レイ…仕事の関係上、公私を通じて個人的な思い出もあるが、私にとって、彼の音楽は数々の青春の思い出を彩るBGMだ。それはクロード・ルルーシュ監督の映画のせいでもあるのだが、人生でいちばん大事なのが、「恋と友情と冒険」であることを教えてくれた。そんな青春時代の脳裏に流れていた曲がすべてフランシス・レイの音楽だった…。一昨年のパリのGrandRex劇場で行われた「フランシス・レイ・コンサート」で閉幕のブラボーと歓声の中で、ボクは年甲斐もなく涙していた。それはフランシスの死を弔う涙であり、ボク自身の青春を弔う涙でもあった。
今の時代を夢と希望に溢れた60~80年代と比べるのは無理な話だろうが、経済格差と同調圧力に挫けそうになる若者たちにも、ぜひ、「恋と友情と冒険」の人生を味わってほしい。フランシス・レイの音楽を聴きながら…。


Francis Lai Orchestra
Japan Tour 2023
「Francis Lai Story」

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