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元駐フランス日本大使 
木寺昌人

「男と女」を中学生のときに見て感動し、何度も何度も見た。男と女が60年代ならではの場面で出会い、フランシス・レイの曲が盛り上げ、ルルーシュの世界が心のひだに染み渡たる。初めてレイが作曲した映画音楽が大ヒットし、その後ルルーシュ監督はレイの音楽の虜になり、予めレイが書いた曲を流しながら映画を撮影した。イヴ・モンタンの「自転車乗り」もレイの名曲だ。ポーレットに対する恋心を自転車で風を切って走るように歌い上げる。ラブストーリはじめ甘く切ないレイのメロディーは日本人の心を掴んで離さない。フランス人は日本の文化に詳しく、小津安二郎、安藤忠雄、村上春樹をよく知らないと会話が途切れてしまう。文化、芸術で日本とフランスの間の交流は幅広く、レベルも高い。日本とフランスは遠く離れているが、日本文化を一番よく理解しているのはフランス人で、フランス文化を一番よく理解しているのは日本人である。ダバダバダの曲が今も私達の耳から離れないのはその証左である。


Francis Lai Orchestra
Japan Tour 2023
「Francis Lai Story」

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