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桑山哲也
(アコーディオン奏者・作曲家)

フランシス・レイに想いを寄せて 僕の父は作曲家でアコーディオン奏者だった。アコーディオン教室もやっていたので、自然と6歳からアコーディオンを習い始めた。教室で使用していた教則本はフランスの物で、『パリの空の下』『パラ色の人生』など当時小学校1年生の桑山少年は自分が将来パリ祭の音楽監督になり、それらの曲を毎日弾く事になるとは夢にも知らず、無意識にシャンソンの英才教育?を受けていた。発表会などで父が得意げに弾いていたのが『白い恋人たち』『ある愛の詩』などフランシス・レイの曲だった。 そんな曲たちがいつの間にか僕のレパートリーにも加わっていった。プロになり東京に出て来た頃、あるフランス人アーティストのサポートをした。 リハーサルスタジオに行くと、お世辞にも綺麗とは言えないヨレヨレのシャツに穴の空いたジーンズ姿のおじさんが現れた。ピエール・バルーだった。 えっ?!
『男と女』の人?マジか(汗) 彼は気さくで楽しい陽気なおじさんだった。バルーと話をしていたら、フランシス・レイの話がたくさん出てきた。『彼はアコーディオン弾きだったんだよ。』えっ?知らなかった!
あっ!そうだったのか!そこでようやく合点がいった。 フランシス・レイの曲はアコーディオンで弾きやすいのだ。特に色々な曲で特徴的となるコード進行は正にアコーディオンの左手の5度配列。道理で弾きやすいし馴染みやすい訳だ!という事は俺にもあんな名曲を作る事が出来る?訳も無いので、これからも彼が残した名曲を弾き、若い世代に伝えて参ります。


Francis Lai Orchestra
Japan Tour 2023
「Francis Lai Story」

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